複合機・什器・自動精算機など、薬局はリース契約を結ぶ場面が多いです。リースは便利ですが、契約を理解しないままサインすると「こんなはずじゃ…」が起きます。
特に中途解約がほぼできない契約が多いので、契約前に確認するポイントを押さえましょう。
1. まず前提:リースは「原則、中途解約しにくい」
リースは、リース会社が物件を購入して貸す仕組みなので、途中でやめたいと言っても、原則として簡単にやめられません。だからこそ契約前のチェックが重要です。
2. 薬局でよくあるリース事故
- 店舗移転・閉局で不要になったのに支払いが残る
- 性能が足りない・故障が多いのに契約は続く
- 保守契約とリース契約が別で、責任の所在が曖昧
- 更新・再リースで条件が分かりにくい
3. 契約前に必ず確認するチェックリスト
(1)契約期間と総支払額
- 何年契約か(例:5年、7年)
- 総支払額はいくらか(単月×月数だけでなく諸費用含む)
(2)中途解約の扱い
- 中途解約が可能か(多くは困難)
- 可能な場合の違約金計算(残リース料一括等)
(3)保守・修理は誰が負う?
リース会社は「貸す人」で、修理の責任はメーカー・保守会社側にあることが多いです。保守契約の範囲(部品代、出張費、代替機など)を確認します。
(4)故障時の業務停止リスク
- 代替機の提供はあるか
- 対応時間(夜間・休日は?)
- 復旧までの目安
(5)更新・再リースの条件
- 満了後は返却か買取か再リースか
- 再リースの金額と期間
- 返却時の費用(撤去費・送料等)
4. 薬局向け:営業トークで見落としがちな点
- 「月々○円」だけで判断しない(総額で比較)
- 保守込みか別契約かを必ず確認
- 閉局・移転の可能性があるなら、中途解約条件を特に慎重に
まとめ:リースは“契約期間中ずっと付き合う”前提で決める
リースは導入のハードルを下げますが、途中で抜けられない契約が多いです。契約前に「期間・総額・保守・中途解約・満了後」を確認するだけで、泣く確率が大きく下がります。
