今の時代、薬局の評判は口コミで決まる部分が大きいです。だからといって、口コミに感情で反論すると一瞬で燃えます。薬局は個人情報・医療情報が絡むので、一般企業よりも炎上しやすいです。
この記事では、薬局のSNS・口コミ対応で「やっていい/ダメ」の線引きと、炎上を避けるための運用をまとめます。
1. 絶対にやってはいけないこと(これだけで炎上する)
- 口コミ投稿者を特定するような情報を書く(来局日時、処方内容など)
- 患者さんの事情を反論材料にする(個人情報の露出)
- 感情的に言い返す、皮肉、晒し
- スタッフ個人を名指しで反論する
たとえ事実が違っても、薬局側が個人情報に触れた瞬間に負けます。
2. やっていい口コミ返信の“型”
返信は「個別反論」ではなく「一般論+改善姿勢」に寄せるのが安全です。
- お詫び(不快な思いをさせた点)
- 一般的な方針(個人情報のため詳細は書けない)
- 改善姿勢(状況確認・教育・運用見直し)
- 窓口案内(店舗責任者へ連絡ください)
返信文の例(骨格)
「この度はご不快な思いをさせてしまい申し訳ございません。個人情報保護の観点から本件の詳細をこちらで確認・回答することは差し控えますが、いただいたご意見は真摯に受け止め、サービス改善に活かしてまいります。差し支えなければ店舗責任者までご連絡いただけますと幸いです。」
3. 低評価口コミが続くときの“裏側”対応
返信より先に、内部の原因を潰した方が効果が出ます。
- 待ち時間の説明(掲示・声かけ)
- 説明の統一(よくある質問テンプレ)
- 接遇のばらつき(ロールプレイ、フィードバック)
- ピーク時間の配置(受付・会計の導線)
4. 口コミ削除依頼は“事実ベース”で
削除依頼は万能ではありません。誹謗中傷や明確な虚偽、個人情報の掲載など、プラットフォームのルールに沿う場合に限りやすいです。
コツ:感情ではなく、どのルール違反に当たるかを具体的に整理して申請します。
5. SNS運用の最小ルール(薬局向け)
- 投稿担当者と承認者を決める(ワンオペ禁止)
- 個人情報に触れない(事例は必ず匿名化・一般化)
- 炎上時の対応フロー(誰が止めるか、誰が謝るか)
- 夜間・休日に反応しない(熱い時に返すと燃える)
まとめ:口コミは“反論”より“安全な型”で返す
薬局の口コミ対応は、勝ち負けではなく信用維持の作業です。個人情報に触れない・一般論で返す・改善姿勢を示す。この型で、炎上リスクを大きく下げられます。
