薬局の広告・口コミ集客:やりがちなNGと安全な運用(景表法・薬機法・個情)

薬局もWebで集客する時代ですが、医療・健康に近い領域なので、一般の飲食店のノリでやると事故ります。特に怖いのは、

  • 「効果を断言」してしまう
  • 比較・No.1表現が雑
  • 口コミの集め方が炎上
  • 個人情報に触れてしまう

この記事では、薬局がやりがちなNGと、安全に回す運用のコツをまとめます。

1. 効果を断言する表現は危ない

薬局の発信は、健康情報に近いので、効果を断言すると火がつきやすいです。

危ない例(ニュアンス)

  • 「このサプリで改善します」
  • 「必ず治ります」「100%効きます」
  • 医薬品の効果を誇張するような表現

安全な寄せ方:断言ではなく「一般的には」「個人差」「医師等へ相談」など、正確性と慎重さを担保します。

2. 価格表示・キャンペーンは「条件の書き方」で揉める

「初回○円」「無料相談」などは、条件が不明確だと揉めます。薬局のサービス(在宅、健康相談、サポート等)でも同様です。

安全運用のコツ

  • 対象・条件・期間・上限を明確に書く
  • 例外(対象外ケース)を小さくせず見える位置に
  • 「追加料金が発生する場合」を先に書く

3. No.1・比較表現は“根拠”が必要

「地域No.1」「最安」などは、根拠が弱いと危険です。比較広告は強い反面、突かれやすいです。

  • 比較対象はどこか
  • いつのデータか
  • 調査方法は何か

根拠が用意できないなら、比較は避けて「強みの説明」に寄せるのが安全です。

4. 口コミの集め方:やっていいこと/危ないこと

やっていい(安全寄り)

  • 来局後に「よろしければご感想をお願いします」と案内
  • 店内掲示で案内(任意)
  • 返信は個人情報に触れず、一般論+改善姿勢

危ない(炎上しやすい)

  • 低評価を消すために圧をかける
  • 特典と引き換えに高評価を求めるような運用
  • 口コミ返信で来局日時・処方内容などに触れる(個情で負け)

5. 事例紹介(ケース)は“匿名化”が甘いと即アウト

薬局の事例は、組み合わせで本人が特定されやすいです。

  • 年代+地域+疾患+家族構成+在宅状況…で特定される
  • 写真・手書きメモ・画面キャプチャで漏れる

安全運用:具体の組み合わせを崩し、一般化し、画像は原則使わない(使うなら十分に加工・確認)。

6. 薬局が作るべき最小ルール(これだけで事故が減る)

  • 投稿担当者と承認者(ワンオペ禁止)
  • 禁止表現リスト(効果断言、比較No.1など)
  • 口コミ返信テンプレ(個人情報に触れない型)
  • 事例紹介の匿名化ルール
  • 炎上時の停止ルール(夜間は返信しない等)

まとめ:広告は“攻める”ほど、ルールが必要

薬局の広告・口コミ集客は、やり方次第で大きく伸びますが、医療に近い領域なので事故りやすいです。効果断言を避け、比較表現は根拠を用意し、口コミは個人情報に触れない。型を作るほど強くなります。

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